校長挨拶
ごあいさつ
 
茨城県立土浦湖北高等学校長 井上 正治

「未来創造〜自立と絆を強めて〜」

 茨城県立土浦湖北高等学校のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 本校は、1982(昭和57)年創立の全日制普通科の高等学校です。これまで、地域の皆様をはじめ、保護者や同窓会など多くの方々のご支援をいただきながら、着実に歩みを進めて参りました。多くの卒業生が本校を巣立ち、国内外を問わず、社会の様々な分野で活躍しています。

 校舎はJ R常磐線神立駅から約2 kmの地にあり、西に紫峰筑波山を望み、南には日本で2番目に大きい霞ヶ浦があります。

 1学年6クラス、3学年全体で約700名の生徒が学校生活を送っています。約62,000㎡に及ぶ広大な敷地には、冷房を完備した普通教室棟や特別教室棟のほかに、体育館、野球場とサッカー場が独立したグラウンド、テニスコート、ハンドボール場などが配置され、大変恵まれた教育環境の中で、本校生は学習や部活動、学校行事、ホームルーム活動、探究活動等に取り組んでいます。

 「自律」•「創造」•「奉仕」の校訓のもと、「文武両道を柱とする活力ある進学校」として、「知」•「徳」•「体」のバランスのとれた人間を育成するという創立以来の理念が受け継がれ、進路関係、部活動等において実績をあげて参りました。

 高校生活の三年間は、心もからだも大きく成長し、大人へと脱皮していく最も大切な時期であり、同時に、人として、社会生活を営む上で必要な資質と能力を養うのもこの時期であります。一日一日の高校生活を、また、一時間一時間の授業を大切にしながら、様々な課題や変化に対し、智恵や知識をしぼり、乗り越えていく力を養っていってほしいと考えます。

 昨今、人口減少や情報化、グローバル化、さらにはAIに代表されるような技術革新による社会的変化が加速度的に進展しています。このような時代において、社会の変化を前向きに受け止め、課題があっても克服していく人材となるため、本校の教育活動の中で、大いに学び、心身を鍛え、高みを目指していく気概と志を持って、自分の可能性に果敢に挑戦してくれることを期待しています。

 いつも順調でうまくいくわけではなく、悩むことも多いと思います。大事なのは、失敗に学び、前向きに、今できることを考え、小さな改善を積み重ねることです。一人ひとりが自分の適性や能力に気づき、自分を磨き、豊かな心と逞しく生きる力を持った、将来の社会を担う若者として成長してくれることを願っています。

 「高い志」や「夢」を持ち、成功体験だけでなく挫折を経験しながら、それを乗り越えていく力を養ってほしいと思っています。信頼される健やかで生き生きとした青年の育成をめざして参ります。

 未来に向かって歩み続ける土浦湖北高等学校を、これからもご支援ください。 
 

 

 

 

                               ■歴代校長      

稲田   清 S57.10.~
奥村 義栄 S61.4.1~
小松崎 昭 S63.4.1~
平根  實 S63.10.~
廣瀬 和喜 H3.4.1~
長瀬 宗男 H5.4.1~
吉田  工 H7.4.1~
沼尻 良三 H9.4.1~
石塚  眞 H13.4.1~
10 新橋  浩 H17.4.1~
11 小沼 竹男 H20.4.1~
12 荒野 一郎 H22.4.1~
13 飯村  隆 H25.4.1~
14  飯沼 一夫  H27.4.1~
15  山﨑 美樹  H29.4.1~
16  大和田 綾子  H31.4.1~ 
17 深谷 靖 R3.4.1~
18 山田 伸一 R4.4.1~